- Q: 地唄舞は日本舞踊とはどう違うのですか?上方舞とはどう違うのですか?
- 日本舞踊は歌舞伎舞踊が発展したもので、主に江戸で発達し、「踊り」と言われていました。地唄舞は座敷での舞踊で、主に上方(京阪)で発達し、「舞」と言われていました。日本舞踊は大舞台で踊るものが元となっており、地唄舞は座敷で舞うものが元となっている、という違いがあります。
- 研究者により異なりますが、上方(京阪)で専門演奏家によって演奏されていた「地唄」にあわせて舞うものを「地唄舞」、花街や町で流行っていた「上方唄」にあわせて舞うものを「上方舞」と言うことがあります。それらを合わせて呼ぶ時には「座敷舞」と言うこともあります。
- Q: どんな曲をお稽古するのですか?
- 検校、勾当といった専門演奏家が演奏していた「地唄」と、上方で流行っていた「上方唄」です。
- 長唄や清元などの曲目はお稽古致しません。
- Q: 浴衣を持っていませんが、お稽古できますか?
- 無料の貸出浴衣、帯がございます。ご予約時にお申し出ください。
- その場合、下着(着物スリップ、浴衣下もしくはお洋服用のスリップ)をご持参下さい。
- Q: 仕事帰りなので、浴衣を持って行けません。
- 稽古着を置いておける棚がございます。風呂敷などに包んで置いておかれる方が多いです。
- Q: 浴衣の着方がわかりません。
- 着付けのお手伝いも致します。 お手持ちの浴衣をご持参ください。
- 繰り返すうちにご自身で着られるようになりますし、着物の着付けもお教えいたします。
- Q:浴衣を着るのに 何が必要なのかがわかりません。
- 理想的なのは、白足袋、浴衣、半幅帯、腰紐2本、伊達締め、下着(着物スリップ、肌襦袢に裾除けなど)、ステテコ です。
- ですが、ステテコは最初は無くても構いません。
- Q: 着物で行ってもいいですか?
- もちろんです。お好きな着物でお越し下さい。
- Q: 年令制限はありますか?
- 特にありませんが、小学生以下のお子様の場合はご相談ください。
- 現在は小学生から70代の方までお稽古しています。
- Q:お休みしたらお月謝はどうなりますか。
- 月4回以上通われる方がお休みをされた場合は、お休み回数分は繰り越され、4回分貯まると翌月は月謝は無料としています。
- 月3回以下の方は一回ごとのお稽古代となりますので、お休みされた分は返金させて頂きます。実際は翌月分のお稽古代からお休み分を差し引いた金額をお支払いいただくこととなります。
- ですが、直前のキャンセルは他の方のご迷惑になりますので、できるだけ避けるようにお願いしています。
- Q:都合で1か月以上お休みする場合はお月謝はどうすればいいのですか。
- 月単位でお休みされる場合はお休みになる月はお月謝の必要はありません。
- 休んだ後や再開前にお月謝をお包み頂く必要はありません。
- 例えば2月3月4月とお休みになる場合は、1月はその月のお月謝のみ、2月から4月は無料、再開なさる5月もその月のお月謝のみとなります。
- Q: 名取にならないといけないのでしょうか。いくら位かかるのでしょうか。
- 名取りになりますと許し物の曲をお稽古を許されるようになり、本格的な舞の稽古に入ることを意味します。お名取は お稽古の進み具合を拝見してお勧めしております。費用は20万円前後です。
- ご自身の意思により名前を取らずにお稽古を続けている方もいらっしゃいます。
- Q: どのくらいで名取や師範になれるのでしょうか。
- 当会ではあくまでご本人の実力次第ですので一概に年数や稽古曲数を申し上げることはできませんが、名取試験の声掛けはだいたい5年前後、二十数曲を修められた方が多いです。
- ひと様にお教えすることができる准師範は10年前後、五十曲前後ほどを修められた方が多いです。
- 名取を出すことができる師範はまだおりません。師範になるには八十曲ほど修めて頂きます。
- Q: 公演出演にはいくらかかるのでしょうか。
- 有料公演出演は名取の有志によって運営されている一般社団法人座敷舞桐崎会にて主催しています。出演する方にはプロフェッショナルとして出演依頼しますので、出演料は一切かかりません。
- 無料公演のお浚い会(「桐の実会」)は参加費が15,000円ほどかかりますが出演をお勧めしております。
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